mokoさん、大変お待たせ致しましたm(_ _)mmokoさんからご希望のあった斧頭ですが、完全な同型は在庫にはありませんでした^^;古道具は出会いですので、どうぞご容赦くださいm(_ _)m【斧頭】個性的で希少な斧です。丸に春の刻印で、手彫りでは無いので昭和初期の四国辺りの大きめの鍛冶屋さんだと思います。多分地元の木こりから依頼されて作られたもので、それが意外と人気だったのでいくつか作ってみた半量産型。流通数はとても少ないです。割味は東型に比べてダイナミックにスパン！と割るタイプで、日本人体型に合わせた「重さではなく遠心力で割る」薪割り特化型中量級斧。荒めの衝撃痕などがあまりないので、鍛冶屋さん自身で軽く薪割りなどに使用していた物、もしくは木こりではなく庶民の手に渡ったものじゃないかなと思います。丸太の切り倒しではなく、釜戸の為の薪を割っていた名残がみて取れます。当時の生活が垣間見えるという意味でも、とても良い斧です。【柄】２枚目私の工房でスタンダードな耐衝撃柄。和斧の受けた衝撃を逃す作りで、かつ和斧の形状にデザイン的にも合うように作りました。３枚目耐衝撃柄の2022年改定バージョン。来年新しくラインナップに加える予定の柄です。２枚目との違いとしては、①握りの角度が違うのですっぽ抜けづらい②カーブを抑えて衝撃吸収よりも打撃力を重視の2点になります。使い心地は全然違いますが、手に取って使い始めればどんな斧でも手に馴染んできますのであまり気にしなくていいと思います^_^４枚目江戸鉞、と名付けています。江戸後期と思われる斧に素晴らしい柄が付いていて、それをトレース・リメイクした形です。昔の宮大工の手作り柄でしたから、造形も素晴らしく、当時の和斧としてはかなりの高性能を誇ったと思われます。ジャパニーズクラシックとも言えますね。当時の趣を残している、唯一無二の柄です。５枚目フィンランド型。和斧も素晴らしいですが、フィンランドの斧もその性能の良さで、世界中のクラフターが愛用しています。その柄をトレースし、和斧に合うように改良したのが当柄になります。これも2022年モデルになりす。グリップや木材への食いつきなどは流石フィンランドデザインです。４枚目がジャパニーズクラシックなら、これはフィンランドクラシックですね。

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